この記事は「長野高専アドベントカレンダー2024」の18日目の記事となっています! 私個人としては、当アドベントカレンダー2回目の記事です!

既に、12月も半分が過ぎ、今年を振り返る時期になりました。

今回の記事は明らかに技術系ではないので、Qiitaの方ではなく、個人のブログの方で書きたいと思います。 (あと、このサイトのブログに記事が全然ないためという理由もある)

あと、だらだら書くので、私が言いたいことだけ知りたい人は、最後の感想だけでも読んでいただけると嬉しいです。

簡単な自己紹介(再掲)

どうも!まっしぃです!長野高専の学生をやってます。 学年とか学科とかは、Twitter(現X)とかを漁ってもらえればわかるので、知りたい人はがんばってください。 今年は実名と顔を露出してしまうという愚かな行為をしたわけですが、幸いにも悪いことはまだ起きていません。よかった。

今回の記事に関わる部分で言うと、私は 「日本史好き」 です! 小学校6年の歴史の授業が始まる前から日本史に興味を持ったんですが、そこから日本史に飽きたことはないですね。

そんな日本史好きな少年は、何を血迷ったのか 「長野工業高等専門学校 電子情報工学科」 に入学しました。後悔はしていません。

先週末何やってた?

先週末(12月15日)に、私は東京に来ていました!

なぜ、東京に来ていたのでしょうか。決して、大本営発表の入力をするために来たのではありません。

理由は、 「出版甲子園」 という、大会に出るためでした!

出版甲子園とは

出版甲子園は、出版甲子園実行委員会という早稲田大学の公認サークルが行っている大会で、以下が公式サイトの説明です。

出版甲子園は 「学生の、学生による、学生のための出版コンペティション」 です。

私たち実行委員会は、全国から「こんな本を書きたい!」という出版企画を募集し、商業出版へとつなげる活動をしております。

2005年に団体が設立されてより、43冊の本が出版甲子園を通して世に送り出されてきました。(2024年7月31日時点)

応募資格はただ1つ、 『学生』 であること!

二度の審査を通過した約10企画には出版の可能性が生まれます。

また、三度目の審査を通過した上位企画はコンペティションイベント 「出版甲子園決勝大会」 への出場権を獲得。

出版業界の最前線で活躍する敏腕編集者・書店員の審査員や多くの観客の前で企画をプレゼンするチャンスが与えられます。

審査や決勝大会を通じて編集者の目にとまった企画は商業出版を目指して動き出します。

要約すると、「学生が、本の出版を目指して、企画をプレゼンする大会」 です。

なんで、私が出版甲子園に!?

私と出版甲子園との出会いは、前回(2023年)の第19回出版甲子園でした。

普段からよく見る 「QuizKnock」河村拓哉さんが出演するとのことで、「こんな大会があるんだ~」 と知りました。

そして、2023年は、並行して私はあることを行っていました。

それが、 「戦死した曾祖父を調べる」 ことでした。

この調査を行っていくと、「これ本のネタになるのでは!」 と思い、今年(2024年)の第20回出版甲子園に、企画を出すことにしました。

曾祖父を知る

詳しい内容は、出版甲子園実行委員会の以下の記事を見てください!(手抜き)

僕の調査の軌跡や、書きたいこと、企画のポイントを、これ以上ないくらいわかりやすくまとめられています!

結果は?

2024年12月15日に行われた 決勝大会で、 「準グランプリ」 を受賞させていただきました!

忘れる前に、出版甲子園のもろもろを書き残したいと思います。

一次審査

2024年の第20回出版甲子園は、企画募集期間が2024年8月15日まででした。

はじめに行われたのが一次審査でした。 この時に送ったのは、企画概要ねらい購買層自己アピール目次などの構成案など、見本原稿の提出はなく、企画を気軽に出しやすい環境だなと思いました。

つよつよエンジニアの長野高専生の皆さん、ぜひ企画を出すだけでもどうでしょうか! 既に2025年開催予定の第21回出版甲子園の企画募集は始まっていますので、奮ってご参加ください!(運営ではないけど宣伝)

二次審査

二次審査に進み、新しい項目として、差別化見本原稿の提出が必要になりました。

締め切りは9月10日と、私のインターンと丸かぶりして、非常に大変でした。コツコツやろうね(反省)

三次審査

9月下旬になり、この頃から、出版甲子園実行委員会のサークルのメンバーの方々に担当者として、一緒に企画を作り上げることになりました。

そして1か月のブラッシュアップ期間があり、10月中旬。

「「工嶺祭(文化祭)と同じですね!!!!(泣)」」

三次審査の提出書類の締め切りが、工嶺祭最終日の23:59ということで、とっても忙しかったです。幸いにも高専生という体なので、ギリギリ耐えました。

そしてその翌週に行われた三次審査は、オンラインでプレゼン審査も行い、実際に質疑応答もあり、かなり準備した記憶があります。

決勝大会

やっとのことで、12月。決勝大会に進ませていただきました。ここにこれたのは上位7企画。なかなか厳しい大会になるなと思いながら、気持ちを楽にして臨みました。

決勝大会は、後日出版甲子園実行委員会の方から、決勝大会レポートが出ると思いますし、YouTube Liveのアーカイブも残っていると思いますので、そちらの方から見ていただければと思います。

結果は先述の通り、「準グランプリ」 。2位でした!

感想

おそらく、高専生という身分で、出版甲子園という大会に出たのは、私が初めてか、前例があったとしても片手で数える程度の人数だと思います。

私が思うのは、「別に高専という枠に囚われなくてもいいんじゃない」 ということです。

実際に「高専ロボコン」や「高専プロコン」、「DCON」など、様々な高専生のための大会が行われています。

しかし、「ロボコンに出たくて高専に入ったけれども、思っていたのと違う」という理由で、高専にいる意味を考えている後輩の話を聞いたことがあります。

実際に、高専というのは人生の手段でしかなく、ましてはロボコンやプロコンは目標の1個でしかないわけです。

目標がないくらいで死にやしませんし、存在が否定されることもありません。

しかし、目標が全くなく、毎日をだらだらと過ごしている人を見たら、もったいないな~と思ってしまいます(余計なお世話かもしれませんが)。

高専は目標のある人や、専門が極端に苦手ではない人(回りくどいけど)にとっては、いい環境だと思います。

目標がないなら、作ればいい。

私は、最近の癖として 「面白そうなことには、とりあえず全部首を突っ込む」 ことをテーマとしています。 こうすることで、辞めたくなったら辞めるめんどくさいなら続けるといった、自身の 「やりたいこと」 を探せるようになれる気がします。

どうでしょう。身近にある、「気になっているけど、めんどくさそうなこと」 。 1回手を出してみませんか。

それがたとえ、高専生ぽいことではないとしても。異端だとしても。誰もやったことがないことだとしても。