2025年の12月、私は一冊の本を出した。 19歳の若者が、自身の曾祖父の足跡を追い、先の戦争や平和について思索を綴ったノンフィクションである。 ありがたいことに反響は大きく、脱稿後も書籍に関する質問やインタビューを受ける機会をいただいた。 その中でもよく問われ、私自身も深く考えさせられるのが、「戦争」に対する想いである。